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就労継続支援A型事業所キートスBLOG
北海道名寄市にある就労継続支援A型事業所キートスです。現在障がいある方の、一般就労への架け橋となれるよう、25名の仲間が楽しく働いています。名寄市以外にも、音威子府村、美深町、下川町、士別市、剣淵町のご自宅への送迎が可能になりました!スタッフ一同ご連絡をお待ちしています。
先日、名古屋の就労継続支援A型事業所2ヶ所を見学させていただきました。
まず驚いたのが、見学させて戴くために事務所にお邪魔した瞬間、
全利用者さんが起立して、
「いらっしゃいませ」
と深々とお辞儀され、着席。
そして各々の仕事に戻る。
やらされている感が微塵もない。
よく聞くと、
それは職員がそうしなさいと指導したのではなく、利用者さんたちが話し合って決めたことなのだそうだ。
25名全員が各自PCを操り、SEO対策、HP制作、ネット販売業務などに携わっている。
今月の売上は450〜500万円に達する見込みだそうだ。
それよりも感動したのが、
利用者さんと話をさせてもらっている会話の中で、
「仕事をさせてもらって有り難いと思っています」
「仕事場があることに感謝しています」
というコトバが、全員から自然に出てくることであった。
愕然とした。
この事業所は利用者として面接に来た8名のうち7名は断っているという。
スキルも大事だが、仕事に対する意識やモチベーションを重視し、採用しているという。
名古屋などの大都市において、A型事業所は狭き門なのだ。
東京も、同様だと聞く。
また、愕然とした。
キートスは開所して間もないこともあり、採用をお断りするのは
10名に1名程度だった。
名古屋のこの事業所の採用倍率は8倍。
対してキートスは1.1倍ほど。
「会社に来さえすれば時給もらえるからいいや」
「職員に言われたことだけやってればいいや」
「今日はちょっとダルいし〇〇さんもこないだ休んでたから休んでしまおう」
という意識の仲間がまだまだ多い。
がしかし、中には次になにをすべきか常に考えて行動できる仲間も数名存在する。
仕事に対する意識レベルの低い仲間は、この意識レベルの高い仲間に悪影響を及ぼしてしまう懸念がある。
職員は常に注視していなければならない。
名寄に戻った後、17名の仲間に対し朝礼でみかん箱の話をした。
ダンボールに入ったみかんの中にカビのはえたみかんがあります。
放っておくと、そのみかんのカビが蔓延し、すべてのみかんがダメになります。
残念ながら私たち職員は、そのカビの生えたみかんを取り除かねばなりません。
なぜなら、ほかの綺麗なみかんを守るためです。
ここでいうカビとは、仕事ができない人ではありません。
仕事ができる能力があるのに、やらない人の事です。
自分のモノは大事にするのに、会社のモノは大事にできない人の事です。
スキルが無くても低くても、
お客様に喜んでもらおうと頑張っている人、努力する人は、
仮に仕事で失敗したり物を壊してしまったりしても私たちは守ります。
磨けば光るからです。。。。
楽しさの中に、意識を改革すべく厳しさも織り交ぜながら、
この名古屋の事業所を目標に頑張ろうと、
どて焼きの店に焼酎を求め黄昏時の栄の街を彷徨ったのでした。

まず驚いたのが、見学させて戴くために事務所にお邪魔した瞬間、
全利用者さんが起立して、
「いらっしゃいませ」
と深々とお辞儀され、着席。
そして各々の仕事に戻る。
やらされている感が微塵もない。
よく聞くと、
それは職員がそうしなさいと指導したのではなく、利用者さんたちが話し合って決めたことなのだそうだ。
25名全員が各自PCを操り、SEO対策、HP制作、ネット販売業務などに携わっている。
今月の売上は450〜500万円に達する見込みだそうだ。
それよりも感動したのが、
利用者さんと話をさせてもらっている会話の中で、
「仕事をさせてもらって有り難いと思っています」
「仕事場があることに感謝しています」
というコトバが、全員から自然に出てくることであった。
愕然とした。
この事業所は利用者として面接に来た8名のうち7名は断っているという。
スキルも大事だが、仕事に対する意識やモチベーションを重視し、採用しているという。
名古屋などの大都市において、A型事業所は狭き門なのだ。
東京も、同様だと聞く。
また、愕然とした。
キートスは開所して間もないこともあり、採用をお断りするのは
10名に1名程度だった。
名古屋のこの事業所の採用倍率は8倍。
対してキートスは1.1倍ほど。
「会社に来さえすれば時給もらえるからいいや」
「職員に言われたことだけやってればいいや」
「今日はちょっとダルいし〇〇さんもこないだ休んでたから休んでしまおう」
という意識の仲間がまだまだ多い。
がしかし、中には次になにをすべきか常に考えて行動できる仲間も数名存在する。
仕事に対する意識レベルの低い仲間は、この意識レベルの高い仲間に悪影響を及ぼしてしまう懸念がある。
職員は常に注視していなければならない。
名寄に戻った後、17名の仲間に対し朝礼でみかん箱の話をした。
ダンボールに入ったみかんの中にカビのはえたみかんがあります。
放っておくと、そのみかんのカビが蔓延し、すべてのみかんがダメになります。
残念ながら私たち職員は、そのカビの生えたみかんを取り除かねばなりません。
なぜなら、ほかの綺麗なみかんを守るためです。
ここでいうカビとは、仕事ができない人ではありません。
仕事ができる能力があるのに、やらない人の事です。
自分のモノは大事にするのに、会社のモノは大事にできない人の事です。
スキルが無くても低くても、
お客様に喜んでもらおうと頑張っている人、努力する人は、
仮に仕事で失敗したり物を壊してしまったりしても私たちは守ります。
磨けば光るからです。。。。
楽しさの中に、意識を改革すべく厳しさも織り交ぜながら、
この名古屋の事業所を目標に頑張ろうと、
どて焼きの店に焼酎を求め黄昏時の栄の街を彷徨ったのでした。

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今日はちょっとマジメで、キートスにとっては恥ずかしい話題であります。
朝礼にて、
「◯◯さん、〇〇さんがはじめてキートスに見学に来たという想定で玄関から入ってきてください」
・・・・
「どうでしたか?何か感じたことや気づいたことはありましたか?」
と尋ねると、
「玄関に雪が多く、マットがずれていて、床が濡れていました」
との回答。
2人めも同じ回答。
3人めの仲間に聞いてみると、
「入り口に置いてあるゴミが気になりました、また社内が雑然としている印象でした」との回答。
少しずつ増えていくゴミや、
製作中の木っ端や工具が雑然としていて、
毎日会社に来ているとそれが当たり前に感じてしまうようになりますが、
玄関、エントランスは会社の顔です。
お客様からすれば、少なくとも良い印象は持たないでしょう。
キートスに興味を持って見学に来た方も、良い印象は持たないでしょう。
という話と、
仕事をしていく上で、常にお客様の立場に立って、という研修で何度か話したことを伝えました。
また、うつ病や統合失調症などで、なかなか頭が働かない状態であっても、
自分のことで精一杯の時こそ、
そういう時こそ、誰かのためになることをやってみよう。
そんな話をさせてもらいました。
毎日30分掃除していますが、今日の本社業務の中には、
「徹底的な掃除」という項目があります。
オーディオの下や後ろのホコリ、
場所がずれて斜めになった消火器、
加湿器のフィルター清掃のサインに、
気づいてくれることを、何日か待つことにしましょう。
